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研究内容
「物理と情報科学の融合で現代科学の難題に挑戦」
人工知能やビックデータ解析は現代社会の基盤技術となりつつあり、これらは科学分野でも大きな流れを生んでいます。研究室では、核融合プラズマや風力発電・気象・海洋現象・生命科学における複雑な観測データを対象に、人工知能やビックデータ解析の技術を用いた先進的なデータ分析技術の開発を行なっています。
具体的対象は、核融合プラズマの実験データや気象衛星や海洋レーダの観測データ・COVID-19の感染者数推移・脳波・心拍異常の診断等、問題は多岐に渡りますが、これらは「時間・空間に依存する変動」を伴う共通の性質を有しています。このような観測データは必然的に大規模であり、データから如何に有意な法則を抽出し、予測や物理的理解に繋げていくかは、喫緊の課題となっています。
上記の問題は、個々に大きな研究領域となっていますが、我々はデータ解析や非線形科学の観点から現象を俯瞰的に捉える事で、複雑現象の本質的な理解に基づく予測手法を見出す事を目指しています。
図1: 研究対象例のイメージ
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